「むくみ」の季節到来!実は腸もむくむんです。

「むくみ」「むくむ」って?

「むくみ」を医学的に言うと、

さまざまな原因によって血液中の「血漿成分」と呼ばれる水分が細胞の中に供給されず、
細胞と細胞の間にたまってしまうことで起こる症状。
簡単に言うと、「血液循環」の仕組みが正しく働いているかということ。

その働きを司っているのが「自律神経」
自律神経のバランスが崩れると、血液が滞り、細胞から老廃物や余分な水分をうまく回収できなくなってしまい、
その結果、細胞と細胞の間に水分がたまり、むくみが発生するんです。

ジメジメした梅雨の季節が1年中で一番むくみやすい季節

 

梅雨の時期が一番むくみやすい季節の原因

1.気圧の変化
気圧の変化と不快な気候のダブルパンチによって自律神経のバランスが崩れ、血流が悪くなりむくみが起こりやすくなる。
2.高い湿度
梅雨の時期は湿度が高く、汗が蒸発しにくくなるため、体内に水分がたまりやすくなってしまいます。
3.運動不足
雨が多かったりで、室内で過ごすことが多く、運動不足になりがち。
家の中でじっとしていると呼吸も浅くなり、血液が滞ってしまう

「むくみ」は自律神経の乱れが原因

「むくみ」というと、足や顔と思いますよね?
実は腸もむくむんです。
カラダの外にあらわれるむくみよりも、このような「カラダの内部むくみ=腸のむくみ」が怖いんです。
「腸のむくみ」をとることが、健康やアンチエイジングにつながります。

腸と自律神経は密接な関係があります。
自律神経のバランスが良い人は腸の状態が良く、バランスが悪い人は腸の状態も悪い。
反対に、腸の状態が良い人は自律神経のバランスが整いやすく、
腸の状態が悪い人は自律神経のバランスも整いにくいのです。

「腸の状態が悪い」
カラダがむくみやすい=太りやすい体質になる、肌荒れやくすみ、冷え症や肩こりなど

「腸のむくみ」を解消・予防するには「腸マッサージ」

両手を重ねて時計回りに1秒で1回転。
1日1分を目安にどうぞ。
ゆっくりと腸(お腹)をさすってあげるだけでもOK。

マッサージでリラックスして、自律神経を整えることが重要になってきます。

「むくみ」を解消するには、体温をあげること

あなたの平熱ってどのくらいですか?
36.5℃?35.5℃???37.0℃?
最近、測ってないからわからない?
そんな時は、手の甲、足の甲をつねってみてください。
「痛い」と感じた時は、冷えてる証拠!
それと、お腹を触ってみて冷たくないですか?
そんな時は、身体の深部が冷えてる証拠!

体温が1度下がると、免疫力が30%低下する

36.5℃以上・・・正常

36.5℃以下・・・血行不良、コリやハリ、むくみがあらわれる

36℃以下・・・低体温、自律神経が乱れます。消化器系の問題(消化不良・便秘・下痢など)婦人科系の疾患など

35.5℃以下・・・免疫力低下。ガンが増殖する。うつ病。

体温を上げる方法
1.腹式呼吸をする
ゆっくりと深い呼吸を繰り返すことで、腹横筋を使います。
吸う時よりも、吐く時に意識します。
「4秒で吸って、8秒で吐く。」

ゆっくりとした呼吸は副交感神経を優位にさせて気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるんです。
お腹の中の空気を、嫌な感情とともにすべてを外に吐き出すような気持ちで、ゆっくりと吐き出ます。
この呼吸をすることで、イライラも収まりますし、緊張によって硬くなった筋肉がやわらかくなれば血流もよくなります。
2.褐色細胞を活発にさせる
褐色細胞とは「脂肪の中に存在する体温を保つ細胞」
褐色細胞は首、わきの下、肩甲骨まわり、心臓のまわり、腎臓のまわりに主に存在しています。
このあたりを温めたり、動かしたりして細胞を活性化しましょう。
熱めのシャワーを首から背中に流す、わきの下にあてるなどして体温を維持する褐色細胞を活性化できます。

今、ご紹介したむくみ解消法で
腸のむくみを解消・予防して、梅雨を楽しく過ごしましょう。

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